台風は嵐、隠居21日目

台風の接近はそれだけで大きな災害であることを思い知った。

昨晩は台風対策で家の窓のシャッターを全部閉めていたので、朝が来ていることに気づかず普段よりだいぶ寝過ごした。。両親は明るさは関係なく夜中から目が覚めていたらしく、6時前に「もう散歩に行くよ~」と1階から声がかかる。

外に出てみるとどんよりと今にも雨が降り出しそうな天気だけれども、降り出す前にささっと散歩するだけだと、両親を追いかけて公園まで。いつものようにベンチと健康遊具をはしごして公園内を回っていると、ぽつっと雨が落ちた。と思ったのは一瞬で、すぐにダダダダダダ~と本降りになった。


こういう時に限ってミスが重なる。そもそも天気もつだろうと散歩に出たのが間違えの素だったわけだが、まだ家にある傘は蝙蝠傘一つだけ。しかも父が実家の方に杖を忘れてきていたので、蝙蝠傘が杖代わり。ということで傘はあるにはあるのだが、雨で傘をさせば杖がなくなる。傘をささねば雨に駄々濡れ。どのみち台風前の雨なので、傘を差し掛けてもどうせ濡れる。父が杖なしで歩く方が危ない。と途中途中、雨宿りしつつ、傘もささずに雨に打たれながら家に向かう。車に乗って幹線道路を行く普通の人たちは、傘もささずに大雨の中を散歩する、高齢の両親とその息子らしき三人連れの姿をなんとみただろうか・・。雨宿りするにも雨に濡れた体にはコンビニの冷気は拒絶するかのように寒い。凍えるよりは早く家までたどり着きたいと結局大雨の中をずぶぬれになりながら歩く。公園から家まではほんの100mというところだけども、家に帰りついたときには3人ともずぶぬれ。


家に入って急いで濡れたものを脱ぎすて、ありったけのタオルを出して身体を拭いて、父を暖かいシャワーに入れ、母を着替えさせてお休みさせる。酷暑でまだまだ暑い暑いと思っていたが、夏の終わりの雨はけっこう身体を冷やす。これが季節がもう少しあとだったら大変なことだった・・。


身体の中から温めようと、急いで朝ご飯を用意して食べ終えたら9時過ぎていた。こういうときに砂糖たっぷりの卵焼きも悪くはない。


さて、家の脇の川は自分が高校生の頃、氾濫したことがある。たしかあの時も台風の影響で大雨になって氾濫したんだったっけな。そのころはまだこの付近も汲み取り便所で、ぷかぷか汚物が浮かんでいるのを汚ったねえな~と眺めつつ、膝までつかる泥水の中を自転車を漕いで登校した記憶がある。

ということで、今の家で一番可能性が高い災害というと川の氾濫だ。台風の季節はこれからだ。近くの川の名前でライブカメラを探すと、ちょうど良い場所で河川の状況を監視しているライブカメラが見つかった。大雨の時はここをチェックだ。

もしものときの避難場所は近くの小学校だが、少し高台になっているので川が氾濫しても大丈夫だろう。ただし、マップ上で確認すると距離が750m、歩いて12分と出るが、両親の足でたどり着けるだろうか?こんど経路を点検しておく必要がありそうだ。家が川沿いというのもあるが、避難所への一番の近い道は川沿いの道だ。氾濫しそうというときに川沿いを歩くのはあえて流されにいくようなものだ。氾濫してたら流れもあるし、とてもでないが歩けないだろう。せめて川からできるだけ離れて避難できる道の検討をつけておかねばならない。それよりなにより氾濫しそうになってからでは遅い。無駄足になってもいいから、氾濫の可能性があるかもという段階でとにかく念のために早めに避難するようにしないとダメだ。


と思っていたら、正午に市内に高齢者等避難の警報が出たようだ。地域の防災警報、緊急放送が鳴り響いた。言ってるそばからあれなんだけど、いざとなると早々避難なんて無理だな・・。結局様子見。



風邪でもひいてないだろうなと二人の様子を見に降りてみたら、それぞれテレビとラジオで台風のニュースを大音量で流しながら、別々の部屋で同じように大口を開けてお昼寝していた。こんな大音量の中でよく眠れるものだ。当然両親には防災放送なんて聞こえなかったようだ。しかし災害のたびにニュースがどんどん大声で大げさになってきてるんだよな~と冷めた目で見ていたが、鈍感で横着な我々には差し迫る危機がいまだ見えていない。声をからして世界の危機を必死で訴えるアナウンサーが、神聖な預言者にも見えてきた。


家の防災用品も整備しておかねば。川が氾濫するとすると、まずは一時的に自分のいる2階に家族全員が避難するということもありうるだろう。3人から4人が、2日間くらいしのげばよいだろうか。飲み水だけでも結構な量が必要になる。2Lのペットボトルを1ダース、ローリングストックか。あとは簡易トイレも2階にストックしておきたい。食べ物も少しは置いといた方が良いだろうけど、日持ちする乾パンなどだと両親は硬くて食べられないだろう。お湯を沸かすセットと雑炊や白米などのアルファ化のパックを4人分✖2日分くらいストックしておくのが現実的か。あとは簡易的なレインコートなんかも置いといた方が良いだろう。ペラペラのアルミのシートなんかどうなの?と思っていたけど、今日の雨に濡れた寒さを考えると、乾いたタオルも手に入りにくい状況になったら、レスキューシートにくるまって保温しようというのも現実的な気がしてきた。レスキューシートも用意だ。


キャンプ用品などいくつかは捨てられずに前のアパートから持ってきている。それらもいつでも持ち出せるようにバックパックの中に入れておいた方がよさそうだ。



・・・考えると用意するものにもきりが無い。とはいえ今日は大雨、先日の南海トラフ警報でお店の防災用品も品薄だろう。晴れれば明日にでも買いに出よう。今日は頭の中で買い物リストの作成だ。




リハビリ隠居生活には一番肝心な血圧管理だが、ここ数日、よろしくない。今日の夕方も172/101-44。血圧が高い上に徐脈だ。次の通院は1月先、それまで生活管理で血圧を抑えねば。世間は低気圧で大変な騒ぎだが、自分的には血圧の高さが心配の種だ。

台風すらが将来の進路に迷っているようだ。今夜は台風の雨が屋根をたたく音を聞きながら、早めに寝ることにする。




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