家族の分断、世代間に横たわる深い亀裂。隠居40日目


不適切画像だけど切断された害虫ナカジロシタバの幼虫。

朝、両親の散歩を終えて家の駐車場に戻ってくると、駐車場わきに植えたサツマイモのツルが道路に伸びている。ツルを剪定するついでに、父親がサツマイモの葉っぱを湯掻いて食べるとおいしいと言い出し、葉っぱを採集して朝食に供することになった。

サツマイモの様子をながめていると、ツルに立派な芋虫が居る。さっそく調べてみると、どうやらナカジロシタバというサツマイモに付く蛾の幼虫で、害虫らしい。まるまる太って大きくなって、たぶんすぐにも繭をつくりそうな雰囲気だ。

これは良い撮影素材が見つかったな~、これから繭になる過程、そして羽化する過程など、すぐ家の脇で撮れるな~、撮りやすいようにベランダに移そうかしら、などとワクワクしながら観察していたら、目の前で父が手にしていたはさみでチョッキンと真っ二つにしてしまった。

一方は自分の大切な食物を食い荒らす害虫として敵視、一方は貴重な観察機会、撮影機会を与えてくれる貴重生物、害虫として嫌われているけれども同じいのちを持つもの同士、さいご羽ばたいていくまで大切に見守ろう、と思う。

ブログに死骸を載せるのは不適切ではあるけれども、この切断されたナカジロシタバの姿にこの家族の縮図があらわされているように思われた。家族とは、理解しあえないまったく異なる価値観を持つものたちが、その違いに目をつぶって、血がつながっているというただ一つの共通点を信じ一つ屋根の下に暮らしているだけの存在なのか。昨日、姉に、自分が撮ったものを親に見せてあげれば~喜ぶよ~と言われたところだったが、自分が撮るものの価値や意味など、自分の親にはまったく意味不明だろう。「こんなもの撮っても一銭にもならんでしょ~」と言われて自分が大切にしたいものを踏みにじられるのがオチだ。思春期の反抗期ははるか昔に通り過ぎた自分ではあるが、やっぱり絶対に自分が撮ったものを親には見せまいと強く心に誓った。。


合掌・・。

このブログの人気の投稿

1あ2い3う4え5お6か7き8く9・・・リハビリビョウイン病院44

隠居生活もたぶん87日目、普通に生きてます

2024/5/27現在、高血圧性脳出血にて入院中